旅の楽しみは何ですか?
と聞かれたら私はその国の暮らしを知ること。
現地の人と会うこと。
と即答します。
おみやげを買うよりスーパーに行き観光名所に行くより図書館に行きます。
デザインの国フィンランドの図書館はとてもお洒落です。
使用しているインテリアも、やはり木製のものが多くて、木のあたたかみがアクセントになり図書館の中でありながら、ほっこりとする空間になっています。
世界一読書量の多い国というだけあって、スケールが違います。
大空間。
それにしても、みんな静かに作業をしています。
電源だってバッチリ。
静かではありましたが、会話を楽しめるようなゆったりとしたソファもありました。
また食文化を知るには、スーパーに行くのが一番てっとり早いです。
牛乳の容器ひとつとっても、日本、アメリカ、フィンランド…全然違いますね。
可愛いパッケージです。
フィンランドという国は、厳しい気候の中、家の中でも楽しく暮らそうという思いから
そこから優れたインテリアが生まれたと言われています。
暮らしにデザインというエッセンスが入ったのです。
コーヒーの消費量が多い(あと、アイスクリーム消費)といわれる(取材時)フィンランド。
陳列棚のコーヒーの量も、芸術的です。
意外とコーヒーの価格もリーズナブルでした。
ナッツ類も充実。
でも一番驚いたのは、野菜や果物でしょうか。
棚そのものや見せ方もお洒落で
機能性を重視する国、フィンランドらしく、取りやすそうです。
色使いも、日本よりもポップで明るいですね。
北欧の店舗は基本的に元気になれる色を多用しているところが多いと思います。
ひとつの食材に、沢山の種類があるのもまた特徴的。
キシリトールの国だから歯磨き粉は、MUST CHECKです。
スーパーで雑貨品や食品を見ているだけで、暮らしが少し想像できて楽しくなります。
こんな旅の楽しみ方もあるんです。だから旅がやめられない。